2021年07月27日

視力検査のハテナ



眼科や眼鏡屋での眼の検査の際に

どちらが見えやすいですか?

とよく聞かれますよね。

一体何を聞いているのだろうと思いますよね。

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これは
レッドグリーンテストといいまして、
メガネのレンズの度数が強すぎていないか、
弱すぎていないかの検査です!



これは「目の色収差」という
光の屈折の波長を利用して調べています。

光の中に含まれる色で
は波長が長く屈折する力が弱いので奥の方で焦点を結びます。
は波長が短く屈折する力が強いので前のほうで焦点を結びます。

ヒトの目はの中間の黄色にピントをあわせようとします。


正視の方だと緑も赤も
同じ濃さで見えるので、
「変わらない」「同じくらい」といった返答になります。

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近視の方で
緑の方がはっきり見える場合は度数が強い状態(過矯正)
見えすぎている状態のため
一日中かけていると目が疲れやすくなってしまいます。

赤の方がはっきりの場合は度数が足りない状態(低矯正)です。
明らかに赤がはっきりの場合は
度数を強くする必要があるかも知れません。

なので、
同じくらいか、赤が少しはっきりの方が疲れにくい度数となります。

↓近視の方のイメージです。赤の方が見える状態
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遠視の方は
近視の方と逆で、
緑がはっきり見える場合は度数が弱い(低矯正)の状態です。
赤がはっきり見える場合は度数が強い状態になっています。

↓遠視の方のイメージです。緑の方が見える状態
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この検査をすることで
お客様により最適な度数をご提案することができます!


目的がわかれば答えやすくなるかも知れませんね。



お使いのメガネで見え方に不安がある方、
免許の更新が近い方等々お気軽にご相談下さい!

ご来店お待ちしております。

posted by カナイメガネ at 18:00| 新着情報